サイトプリン・ペンタデカン

サイトプリン・ペンタデカンの評価はC1、行うことを考慮してもよいが十分な根拠がない。
男性型脱毛症診療ガイドライン(2010年版)における育毛剤の評価ランキング。
当ページは日本皮膚科学会が策定した男性型脱毛症診療ガイドライン(2010年版)の内容をご紹介しています。
サイトプリン・ペンタデカン

推奨度: C1:行うことを考慮してもよいが十分な根拠がない 質の劣る3〜4、良質な複数の5、あるいは委員会が認める6
【推薦】
用いてもよい。
【サイトプリン試験】
★サイトプリン
二重盲検試験
86例の被験者
・0.5サイトプリン(CTP)配合育毛剤
・59%エタノール製剤

1日2回・16週間外用

<結果>
サイトプリン群
16週間後「硬毛疎の状態」「軟毛の状態」「落屑」改善例が多く
しかも8週間後よりも16週間後の方で増加する傾向

■総合的な改善度
軽度改善
プラセボ群2例に対して
サイトプリン群12例と有意

■総合的有効度
「やや有効」以上の例
プラセボ群3例(7%)
サイトプリン群20例(47%)と有意に多い
【ペンタデカン試験】
★ペンタデカン
二重盲検試験
150例の被験者
・2.5%ペンタデカン酸グリセリド(PDG)含有育毛剤
・エタノール製剤

1日2回・24週間外用

<結果>
毛髪所見(洗髪時などの抜け毛量の変化、軟毛の発生、軟毛から硬毛への変化)をもとにした改善度評価において
ペンタデカン酸グリセリド群は対象群と比較して有意に高い改善度を示した

有効性および副作用の両面から評価した結果
ペンタデカン酸グリセリド群の有用率76.0%
対象群:32%
有意な有効性を示した

男性を対象にしており、女性に対する効果を検討したものはない
【結論】
サイトプリン・ペンタデカンの発毛効果に関して
有効性を示すエビデンスレベルの高い試験があるが数が少ない
しかし副作用が軽微であり、
外用療法の一つとして推奨する

女性ではその有益性は不明


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